【以下卸元より引用】写真集シリーズThe Gould Collectionの4冊目として刊行された本書は、イギリスの写真家、Jamie Hawkesworthの44点の写真と5点のドローイングに、アメリカの小説家でドキュメンタリー作家、Joan Didionによるエッセイ「ノートをとることについて」を組み合わせている。Didionの言葉とHawkesworthのイメージを通して、本書は日々のとぎれとぎれの思考や観察を、作家たちが創作過程のなかでどのように拾い上げているかに注目する。
2012年から2019年の間に日本、モンゴル、ルーマニア、アメリカ、イギリスなどで撮影されたHawkesworthの写真は、彼の個人的な、短かくも楽しき旅の記録である。一方、1966年に執筆されたDidionのエッセイ「ノートをとることについて」では、日記に書きとめられた自身のコメントやメモの再読を通して、事実とフィクションの間を往還しながら彼女の思考が編まれていく。
ソフトカバー。帯付き。新刊。
The Gould Collection, 2019
限定1000部 | 日本/英語 | 25x18cm | 49plates | 92pp