写真新世紀グランプリ受賞の翌年、鈴木育郎が2014年2月東京を離れ大阪で再スタートを切った最初の街、西成(にしなり)。日雇い労働を終えると、毎晩酒を吞み、そして写真を撮る毎日が続いた。その2ヶ月に及ぶ日々を集積した写真集。総計20本のフィルムを用い、厚さ3.5センチに達するボリュームに仕上げている。タイトルは「はじまりにすぎない」といった意味を込めたもの。
限定1部。鈴木育郎が自分用に保管していたAP版(1冊のみ)。鈴木育郎の手書きタイトル及び直筆サイン。表紙エッジに擦れ/ヨレ/折れ跡。
月丘舎, 2014
限定1部 | 19x29cm | 333plates | color