
アメリカ南東部ノースカロライナ州コロンビアで小さな写真館を営んでいたアフリカ系アメリカ人写真家Richard Samuel Robertsが、亡くなる1936年までの16年間に撮りためていたガラス乾板写真が、1977年になって研究者らによって発見され世に出たもの。写真を独学で学び、郵便局の守衛として昼まで働いた後、写真館で地元のコミュニティの人々を撮影していたという。1920年代から1930年代という恐慌期を含む時代のアメリカ南部のブラック・コミュニティの貴重な記録。意外にも裕福な生活を営んでいたことが見て取れる。
ハードカバー版。背表紙底部に極軽微な当たり。それ以外は良好。
Algonquin Books, 1986
英語 | 31x26cm | 200pp. | モノクロ
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