Subjektive Fotografie: Ein Bildband Moderner Europäischer Fotografie | Otto Steinert
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Subjektive Fotografie: Ein Bildband Moderner Europäischer Fotografie | Otto Steinert

Un Recueil de Photographies Modernes Européennes / A Collection of Modern European Photography

リアリズム写真が戦後のメインストリームだったのは日本だけでなく西ドイツも同様で、そこからのセセッショニズムの一種として、そしてナチズムで断絶した20-30年代ドイツ新興写真への再接続の動きが見られた。それは写真家のOtto Steinertらが中心となり結成された”FOTOFORM”が母体となって、既存の写真表現の拡張を試みる動きとして1951年に「Subjektive Fotografie(主観主義写真)」展となって結晶。本書はそれに伴い1952年に発行された作品集。これは大きな反響があり日本へも飛来。1956年には瀧口修造、北代省三らにより国際主観主義写真展というのもおこなわれている。Otto Steinert、Franz Rohらによる論考エッセイ。グラビア印刷。
ハードカバー。表紙カバーのエッジに痛み。経年の黄ばみ。パラフィン紙保護。

Brüder Auer Verlag, 1952

独/仏/英語 | 30x23cm | 111plates | 154pp | b&w


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