Material Bricolage 6 金村修
a7245

Material Bricolage 6 金村修

Material Bricolage 6 | Osamu Kanemura

金村修が既存の本に、夥しい数の細かいカットや書き込み、幾何学な折込を全頁にわたり施したうえ、切り抜き文字や、撮影した写真数十枚を各所に挿し木のように挟み込み制作した限定1部のアートブックMaterial Bridcolageのシリーズ第6弾。シリーズはいずれもドイツSpector Books刊行のバウハウスのモダニズム建築に関する書籍がコラージュの支持体。バウハウスはナチスの圧力によって閉鎖を余儀なくされた経緯でも知られるが、至るところに蛍光線が施されているのは、英語のDIE(死ぬ)と綴りが被るドイツ語定冠詞DIEの箇所や、ホロコーストの囚人番号を想起させる数字の箇所。それらに加え、事件や犯罪、ウクライナ/北朝鮮情勢をはじめとする総じて政治色濃い英字新聞記事や、金村の愛読雑誌ムーからの怪しげな切り抜きなどがミックスされる。シリーズを重ねるごとにその密度は増しており、もはや最終形態を想像することは狂気。
本体構成要素とは連結しない金村撮影のインスタントフィルム26枚/カラー写真10枚を各所に挿入貼付。

タイトルのBricolageとは「寄せ集めて自分で作る」の意だが、これは梅津元による命名。人類学者Claude Levi-Straussが著書「野生の思考」のなかで述べていた普遍的な知のあり方を例えた単語とされる。

別途金村修直筆によるタイトル/サインシートが付属。

Killer Agent, 2022

限定1部 | 15x11cm | 140pp.


You cannot copy content of this page