
ヒッピーの祭典たる、かのウッドストックフェスティバルの翌年、単なる一旅行者としてサンフランシスコに降り立った日本人Tashi Shimadaは、共同生活、私有財産の共有放棄を旨としたコミューンと出会う。その中心にいたフリーシアターグループが「The Angels of Light」であった。彼らに紛れ込みメンバーの一員となったShimadaが1971-1974年にかけて記録した一連の写真がこれら。
これまで眠っていたフィルム作品を掘り起こし、大量生産にはないハンドメイド感を大切にしつつ、デジタル・ネイティブ世代にも作家の視点のユニークさやフィルム写真の奥深さを楽しんでほしいという思いからスタートした”Dear Film Project”からの第2弾。全6冊のうちの1冊。
ミシン綴じ。限定300部ナンバー入り。新刊。
島田”タシ”利隆(Toshitaka “Tashi” Shimada)
1947年静岡県富士市生まれ。1970-74渡米。サンフランシスコのアンダーグラウンド新聞Good Times誌コミューンに同居し、時代のカルチャー・ムーブメントを体感。帰国後、北海道から沖縄へのヒッチハイク、ロックバンド活動などを経て、フィンランドのハウスメーカー・ホンカの日本法人設立に参加。2015年退職後は、頓挫していた音楽アルバム、フォトブックの制作を再開している。
Dear Film Project, 2022
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