天悦 鈴木育郎
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天悦 鈴木育郎

TENETSU | Ikuro Suzuki

「鳶・CONSTREQUIEM」で若手写真家の登竜門として知られる写真新世紀2013グランプリを受賞した鈴木育郎(すずき・いくろう 1985-)。鈴木が数年前から自らの作品の最終形態として、極小部数のみハンドメイドで制作している写真集のひとつ。鈴木は職人気質の主が経営するひなびた食堂を被写体にしばしばとりあげる。これは新宿にある知る人ぞ知る老舗天ぷら屋「天悦」。鈴木が暖簾をくぐり、メニューを見て、一杯の天丼を注文し、それをこの道50年の店主が揚げ、鈴木がそれを次第に空にしてゆくまでの一部始終を、まるで店主と対話するように写す。そして最後は店主の渋いポートレートで締められる。巻末に鈴木育郎による自筆「初めてこの店の前を通った時、ここの天丼を撮りたいと思った 天悦の天丼でなければダメなのだ」。全編ニコンF2/50mmレンズによるカラーフィルム撮影。月丘舎とは鈴木育郎自らの出版レーベル。鈴木育郎による直筆サイン入り。限定1部。ソフトカバー。状態良好。


月丘舎, 2012

限定1部 | 写真図版数54点 | カラー

     
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