アノニマスケイプ: こんにちは二十世紀 | 細川文昌
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アノニマスケイプ: こんにちは二十世紀 | 細川文昌

Anonymouscape | Fumimasa Hosokawa

¥ 1,500(税込)

「行旅死亡人」という法律用語をご存知だろうか。死亡したが、引取り手の不明な人のこと。この場合、死亡した当地の当該市町村は、死亡日時、死亡現場やその状況と共に、死亡した人の推定年齢、身体特徴や、服装、所持品などを記し、引取り手を捜すことを目的に、公告掲示が、法律で義務づけられている。
この法律は1899年(明治32年)に施行され、以来、数多の公告が、官僚たちの手により記されてきた。細川は、その 「行旅死亡人公告」 という、冷徹でありながら、詳細微に入った(詳細すぎて、ときに滑稽な)テキストに着眼。法律施行の1901年(明治34年)から、2000年(平成12年)までの100年間に公示された、公告の中から、1年につき1件、計100件を抽出。それぞれの公告のコピー・テキストに、「行旅死亡人」の最後となった場の風景写真を並列する。
フィリップモリス社主催アート・アワード:ザ・ファースト・ムーブ大賞作品。審査員に故スーザン・ソンタグら、美術界の御大が居並ぶなかでの受賞。特にソンタグからは入賞への強い推奨をもって評価されたという。新刊定価1,500円。


平成写真文庫, 2005

和英併記 | 15x11cm

     
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