New York Darkroom 1982-1994 (Red version) | Jesper Haynes
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New York Darkroom 1982-1994 (Red version) | Jesper Haynes

New York Darkroom 1982-1994(表紙赤)| ジェスパー・ヘインズ

市長がジュリアーノに代わる前のニューヨーク。クリーンな街へと生まれ変わる前のエネルギッシュで騒然とした80年代から90年代初期にかけてのイースト・ヴィレッジのカオス的魅力を存分に伝えてくれる写真集。
当時のイースト・ヴィレッジといえば、ボヘミアンやフリークス、そして多くのアーティストたちの集うニューヨーク・カウンターカルチャーの中心地。撮影したジェスパー・ヘインズは、毎日1ロール、まるで日記を残すかのように自分の周囲を撮り続けたという。彼が毎日のように入り浸っていたクラブシーン、ここに出入りしていた多数のセレブたち、アンディ・ウォーホル、ラルフ・ギブソン、アレン・ギンズバーグ、エド・マクベイン、ジェイ・マキナニー、ウィレム・デフォー、ジョン・ルーリー、キース・ヘリング、出来上がったそれは、まさに80-90年代ニューヨークアートシーンの一大記録でもある。しかしAIDSが、影をさすかのように登場するのもこの頃。そしてジュリアーノ市長の登場により多くのナイトクラブは閉鎖されてゆく…。

ジェスパー・ヘインズ(1962-)は、16才の時アンディ・ウォーホルに出会ったことがきっかけでアメリカに移住。ラルフ・ギブソンのプリンターをはじめ、著名ファッション・フォトグラファーたちのアシスタントを務めつつ、80年代中頃から住み着いたニューヨーク・イースト・ヴィレッジで、当時のクラブカルチャーシーンを切り取ってきたスウェーデン出身の写真家。本書は彼の5冊目。この作品は2012年渋谷LIQUIDROOM内のギャラリースペースで行なった展示が初出。ソフトカバー。
表紙は2種類あり各100部。中身は同一。ジェスパー・ヘインズによる直筆サイン入り。

Pinkuneko, 2015

限定200部(各色100部)| 21x15cm | モノクロ


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