Araki: Love and Death
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Araki: Love and Death

荒木経惟

太陽賞作品の「さっちん」や「地下鉄」からはじまり、年代順に荒木経惟の作品世界を紹介するレトロスペクティブ。スイス・ルガーノの美術館Museo d’Arte Citta di Luganoで開催された荒木経惟展に際し刊行。「さっちん」から、妻陽子が亡くなった1990年までの内容の比重が全体の約3分の1であることに、ひとりの荒木経惟ファンとしてまず驚く。90年代から00年代までの10数年間の蓄積も確かに膨大なのだろう。それともそれ以前が軽視されているのかはわからない。キュレーションは波岡冬見。巻末に、BRUNO CORAによる論考「Nobuyoshi Araki: Reality Discovered through Photography」や、荒木経惟と波岡冬見による対談など掲載。
ソフトカバー。表紙ややヨレ。それ以外は良好。

Silvana Editoriale, 2011

伊/英語 | 28x25cm | 745plates | 397pp. | b&w


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