Atelier of Cézanne | Risaku Suzuki
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Atelier of Cézanne | Risaku Suzuki

セザンヌのアトリエ | 鈴木理策

画家ポール・セザンヌのアトリエを、鈴木理策が撮影。鈴木理策は、やはりセザンヌの晩年のモティーフとして有名なモン・サン・ヴィクトワールを撮影した「Mont Sainte Victoire」を2001年にも発表している。鈴木はセザンヌに対して、「画家」と「写真家」という用いるメディアの差異を超えて、アーティストとして共有する何かを大きく感じ取ったのだろう。写真家が画家のアトリエを記録撮影したものはこれまで決して少なくはないのだが、この鈴木理策の作品のように、時代を大きくさかのぼり、生きた時代も場所も重複しない他人の視線の先にあったものを確認する行為というのは、とても写真的な行為だと思う。余談だが、イタリアの写真家ルイジ・ギッリ(Luigi Ghirri)が、画家ジョルジオ・モランディ(Giorgio Morandi)のアトリエを撮影した写真も素晴らしい。クロス装ハードカバー。表紙に極微小の擦れ傷。鈴木理策による直筆サイン入り。2013年ギャラリー小柳での「Atelier of Cézanne」展の時に配布された作家の堀江敏幸による論考「灰白質のありか」が付随。


Nazraeli, 2013

限定500部 | 英語 | 写真図版28点 | 56pp. | カラー

  
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