オランダの写真家ライモント・ヴァウダ(Raymond Wouda)の写真集。4×5カメラを三脚に据え、レリーズを手に、強烈なフラッシュ光と共に、ティーンネイジャーたちの一瞬を捉えている。手法的に似通った写真としては、アンドレアス・グルスキーや、マッシモ・ヴィターリらを思いつくが、ライモント・ヴァウダは、より被写体を絞り込んだ。未成熟なティーンズの俗っぽさ、そして「学校」という場を借用してオランダ社会の縮図を、うまく表現している。ナツラエリ社「Parr/Nazraeli Series of Ten」の4番目のタイトル。
ハードカバー。状態良好。
Nazraeli, 2009
初版限定1000部 | 英語 | 29x33cm | 36plates | color