ベルギーの写真家Stephan Vanfleterenが、ベルギー南部サンブル川流域の小都市Charleroiを舞台に撮影した写真集。これまで町を支えてきた鉄鋼業や炭鉱は既に斜陽産業となり、経済は衰退。通りに失業者が溢れ、犯罪も増加する一方だという。しかしStephan Vanfleterenは、それでも日々を明るく生きるこの町の住人の眼をしっかりと見据え、激励するかのようにシャッターを切っている。
ハードカバー。新刊。
Uitgeverij Kannibaal, 2015
仏語オランダ語併記 | 24x17cm | 256pp. | モノクロ