巴里とセーヌ 日本写真史の至宝 福原信三
b0538

巴里とセーヌ 日本写真史の至宝 福原信三

PARIS ET LA SEINE | Shinzo Fukuhara

「光とその階調」を唱えて日本の芸術写真に新風を吹き込んだ福原信三の処女写真集を復刻。ピクトリアリズムとモダニズムが交差する地点にそびえ立つ名作である。関東大震災でそのほとんどが湮滅してしまったと考えられている幻の写真集でもある。日本の写真表現が最初の全盛期を迎えた1930年代を中心に、モダニズムの光輝を放つ傑作写真集を原本に忠実に復刻する「日本写真史の至宝」シリーズの1冊。監修に飯沢耕太郎と金子隆一(以上版元より引用)。
撮影はロンドンのマリオン社に特別発注したという手札判の一眼レフ、トロッペン・ソホ。330mmの望遠焦点レンズで切り取られたソフトな描写が特徴。俯瞰構図を駆使した構図が多い。オリジナルはコロタイプ印刷で、和紙にセピアインクが施されていた。未開封新品。

国書刊行会, 2007

44x36cm


You cannot copy content of this page