メメント・モリ | 藤原新也
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メメント・モリ | 藤原新也

Memento Mori | Shinya Fujiwara

「メメント・モリ」とはラテン語で「死を想え」意。夢野久作『ドグラマグラ』中のエピソードで、ある画家が、政治を投げ出した玄宗皇帝を諫めようと、自分の最愛の妻を殺し、その死体が次第に腐乱していく様を描き上げる。それを皇帝に見せることによって、彼の目を醒まそうというのだ。死が日常生活から完全隔離された現代社会に対し、<死を想え>というテーゼを提示すること、それは逆説的に<生を想え>と述べていることに他ならない。ソフトカバー。帯欠。表紙カバー微少な傷。それ以外は良好。


情報センター出版局, 1983

初版第1刷 | 176pp. | カラー

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