
【再入荷】小松浩子が2009年東京・稲城の郊外にある資材置き場で撮影し、翌年8月ブロイラースペース(東京・桜上水)における月例の展示”Monthly Exhibition #03”で発表した膨大な写真群から、100枚をセレクトし小松自らハンドメイド制作した限定100部私家版写真集。ある一定の秩序の元に並ぶ建設用の資材の写真を無数に並列させ、「資材」としての実体から離れ、白と黒の世界の中で徐々に抽象化していく様相は、我々に視覚的にロストした感覚へと陥らせる。前作「Port Area, Sakai, Osaka 12:00-14:00, May 4, 2010」と同様のフォーマットを持ち、梱包用ラップで包んだフィルムのベタ焼き1枚(100部それぞれ異なる)がホッチキス留めされている。これは小松が展覧会DMにも用いている手法で、自らの作品形態のひとつでもある。
ホッチキス綴じセミハードカバー。限定100部ナンバー入り。新刊。小松浩子による直筆サイン入り。
※本作のスキャンのため制作したオリジナルプリントを10枚ずつ製本してまとめた20部限定のスペシャル・エディションも当店で販売予定です。
小松浩子, 2018
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