記憶喪失以前の中平卓馬の代表作にして、決して誇張ではなく戦後日本写真史に残る金字塔的作品。いちど見たら忘れないこの装幀デザインは木村恒久。日本の優れたブックデザインのひとつの到達点といっても過言ではないもの。岡田隆彦による寄稿。
スリップケース装ソフトカバー。注文カード(売上スリップ)付。表紙カバー擦れ少々。背綴じ良好。下記新聞切り抜きが挟んであった本体テキスト部にヤケ跡。
1970年5月31日付け日本読書新聞に中平卓馬が寄稿した「新しい言語の模索 第十回現代日本美術展 叫びの痕跡すら消えて」の切り抜きが付随。
風土社, 1970
初版 | 31x22cm | 190pp. | モノクロ