アメリカの写真家Mark Steinmetzが、まだ弱冠20代前半である1980年代中頃から撮り始めたというParis。シンプルに母親のルーツであるということと同時に、20年代30年代に活躍したParisの写真家たちへの憧れがあったのだという。25年間にわたり撮り続けたこれらは見事に先達の写真家たちとシンクロしている。昨今のフランスでは個人の肖像権が非常に厳しく設定されており、Parisのこうした写真が見られるのもそう永くは続かないかもしれない。Alec Sothが2013年Best 10 Booksに選んだ本の1冊。
ハードカバー。表紙に極軽微な汚れ。
Nazraeli, 2013
初版1000部 | 英語 | 37x30cm | 43plates | 54pp. | b&w