Son of a BIT 内原恭彦

内原恭彦が「東京をはじめとした諸国の首都界隈の路上をうろつき」ながら撮った写真の集積。毎日撮った数百枚レベルの圧倒的な量の写真をSNS上に大量投下(投稿)してきたというから、ここに載るのは”ほんのごく一部”なのだろう。パラパラとめくっていけば、すぐにデジタルで撮ったと分かる人工的な彩色を補色もせずあえてそのまま掲載するそれは、タイトルの”BIT(データの最小単位のこと)の息子”にも表れているとおり、「デジタル写真にはデジタル写真の色や質感があり、それがデジタル写真のリアリティ」とうそぶく内原恭彦の名刺代わりのような1冊となっている。2003年写真新世紀展で「Raw Life」によりグランプリを受賞しているが、もともと東京造形大学デザイン科出身(中退)で絵画や粘土にまみれた制作活動を行っていたという。大竹昭子による帯文。ソフトカバー。帯付き。状態良好。

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