1994年の「Still Crazy」で予期せず3.11の悲劇を予兆するような写真集を残した広川泰士が、2011年以来継続して取り続ける被災地の現在進行形をまとめた1冊。風景だけでなく、被災した人々も定点撮影のかたちで丹 […]

雑誌全盛期にグラビア撮影で活躍し、写真集でも、あつく長い夜の島(芳賀書店/1972)、地獄の天使(勁文社/1981)などの代表作が国内外に知られる写真家、長濱治。長濱が幼い頃から憧れるアメリカンカルチャー、特にブルースに […]

1970年代中頃のロサンゼルス。車社会の街だが、公共交通機関を利用するのは主に貧困層の人々だという。しかし老若男女問わずオープンマインドな人々は、弱冠20代中頃の日本人青年に皆一様に陽気な笑顔を見せる。バス停という窓を通 […]

これまで眠っていたフィルム作品を掘り起こし、大量生産にはないハンドメイド感を大切にしつつ、デジタル・ネイティブ世代にも作家の視点のユニークさやフィルム写真の奥深さを楽しんでほしいという思いからスタートした”D […]

写真家野上眞宏が記録した1978年ワシントンDC近郊の光景。スターウォーズ上映中と新しいポスターが貼られたDuPont映画館の脇にはホームレスが居眠りをしている。独立系のガススタンドHI-FYは店内は煌々としているにも関 […]

勁文社カラーヴィジュアルブックスから女性ヌード写真集シリーズ。荒木経惟、一村哲也、加納典明、沢渡朔、立木義浩、長濱治ら、当時女性ポートレートを得意とした6名の写真家を起用し、文庫を若干大ぶりにしたサイズのなかにそれぞれ3 […]

小林昭は1969年渡米後、西海岸ヴェニスビーチを拠点にキャンピングカーで足掛け4年にわたりアメリカ中を旅する。60年代末から70年代初頭の変わりゆくアメリカの新たな文化の記録。ブックデザインを田中秀治。 ハードカバー。帯 […]

写真家山崎博（1946-2017）初期作品集。国内外の音楽、現代美術、演劇、舞踏など様々な分野の前衛アートを記録した貴重な写真集。伝説として語り継がれる新宿ピットイン2階「ニュー・ジャズホール」、小杉武久・タージマハル旅 […]

1973年、当時日大写真学科在学中の五味彬。女性との苦い思い出と共に渡航したヨーロッパの旅路は、写真を撮るにつれてその痛みは癒やされ、その後長く続く写真人生の出発点となった。 中綴じブックレット。簡易包装ケース付属。状態 […]