90年代の代表作「Still Crazy」に続き、広川泰士が、改めて自然と人間との関係性について問い直した作品。首都圏各地で進む大規模開発、そして「3.11」をはじめとする災害が引き起こした風景の変容を、8×1 […]

ファッションデザイナー高橋彩水によるニットブランドL’ANITが、スタイリスト二宮ちえ、写真家嶌村吉祥丸のコンビが農村や郊外で一般人を対象におこなった「ゲリラフォトシューティング」を納めた写真集。1987年に「そのまま […]

初期の代表作「建築の黙示録」をはじめ「九龍城砦」「ダンボールの家」、阪神大震災で崩壊した都市建築を記録した「神戸 1995」「アンコール」「美術館島」、そして被写体であった「ダンボールの家」からの発展系として制作された「 […]

1994年の「Still Crazy」で予期せず3.11の悲劇を予兆するような写真集を残した広川泰士が、2011年以来継続して取り続ける被災地の現在進行形をまとめた1冊。風景だけでなく、被災した人々も定点撮影のかたちで丹 […]

今井智己が事故後間もない2011年4月21日（立入禁止区域に設定される前日）より福島第一原発半径20km圏内へと立ち入り、災害の爪痕などどこにない福島の山野を撮影。以後も継続的に同心円状にポイントを変え、その無表情な風景 […]

SFMOMAでの回顧展に際し刊行されたAnthony Hernandezの初のレトロスペクティブ写真集。初期作はもちろん、1978年の「Automotive Landscapes」、近年Mackから復刊された1984年 […]

綿谷修のディレクションによるhysteric glamourファーストシリーズの2号。以下19名のアーティストが、「Self-Portrait」を各様に解釈した写真/ドローイングなどが連なる。表紙写真は樫村鋭一。 ソフト […]

福島出身の写真家、赤城修司が、カタストロフィ翌日の3.12より記録。政府と東電による情報統制で一般大手メディアへ容易に流れてこない福島の現状をつぶさに写真に記録してゆく。まるで昔からそこにあるかのように佇む、青く巨大なビ […]

三好耕三の1972-1982年までの未発表を含む作品31点を収録。三好耕三の精緻さこのうえないプリントはもちろんだが、なんと言ってもこの本の凄みはモノクロ5色刷りという点。マッチアンドカンパニー町口兄弟の執念のこもった1 […]

Richard Misrach（1949-）の2作目にしてライフワークとなる「デザート・カントス」への導入口的作品群。日没後に砂漠に分け入り、強いストロボを焚き、夜の砂漠の生態を描写している。テキストが一切無い極めてミニ […]