尾仲浩二が1991-1993年にかけて撮影した三陸地方のストリートスナップを、3.11直後となる2011年に刊行された「海町」。本書はその翌2012年になって、尾仲が1997年に同地を撮影していたアーカイブから編集した続 […]

森山大道、沢渡朔が30数年の交流の中で初めて競演。森山大道の『SNAP』と、沢渡朔による『TAO』の2作品が対の形で合本となっている。森山大道が66点、沢渡朔が86点をそれぞれ収録する。 ソフトカバー。表紙エッジに軽微の […]

台湾の基隆出身の若手写真家Eden Lai（賴鐸洋）の写真集。まさに日本写真の遺伝子を濃厚に引き継いだテイストで、地元台湾の街のカオスを切り取っている。 ハードカバー。状態良好。 Eden Laiによる直筆サイン入り。

ジャック＝アンリ・ラルティーグの24ページにわたる大特集。カラー特集では立木義浩の連載「エロチカ」。画家パウル・ウンダーリッヒはの妻で写真家カリン・シェケシー(Karin Szekessy)によるヌード「娘たち」。稲村隆 […]

1972年の創刊以降、不定期ベースで５号まで発行、しかし諸々の都合により中断され、以後現在に至るまで休刊となっていた、森山大道幻の私家版写真誌『記録』を復刊したもの。本書はその第9号。 中綴じ。状態良好。

森山大道の父の故郷、島根県邇摩郡仁摩町大字宅野村（現在/大田市仁摩町）。1987年夏、墓参りに立ち寄った際に撮影された、昭和の匂いを色濃く残す寒村の風景。最初の図版のみ、コットンのような風合いを持つ紙に印刷されている。 […]

「写真よさようなら」以降長く続いたスランプからのカタストロフィであると同時に、森山大道の中期における誉れ高き名作（と思う）。森山大道自身も「にっぽん劇場写真帖」「写真よさようなら」と共に思い入れ深い1冊に数え上げている。 […]

「1989年の夏の終り 30才を前になぜか大阪まで歩いてみようと思った。」の文章より始まる尾仲浩二による写真日記。ネオンに彩られた通天閣を遠くに望む夜景写真で終いとなる尾仲浩二弱冠29才のときの小品。 中綴じブックレット […]

「エロス」をテーマにした1969年発行のPROVOKE第2号を初出とし、1972年の狩人（中央公論社）にも載った「Shibuya-ku, Tokyo. 1969」の写真プリント。被写体の女性は、森山大道が、中平卓馬の妹を […]

森山大道が数年前に依頼で撮影後その存在を忘れていたインスタントフィルム写真の束が偶然見つかり、ディテールを失い劣化したイメージを程良い熟成と見て取り形にされたもの。表紙キャンパス地シルクスクリーン刷。中綴じ。本体隅に軽微 […]