百々俊二が大阪写真専門学校（現ビジュアルアーツ専門学校・大阪）の教員時代に有志と共にまとめた写真同人誌「地平」が41年ぶりに再発。百々俊二、阿部淳、有元伸也、百々新、権泰完、山田省吾、野口靖子、松岡小智、真鍋奈央、浦芝眞 […]

PROVOKEから地平を経て綿々と継がれる日本写真史の関西における一大枝葉。大阪写真専門学校（現ビジュアルアーツ大阪）卒業の若手写真家らによる自主制作写真誌オン・ザ・シーン創刊号から6号の全揃い。発行人は中村一夫。編集を […]

80年代の東京の都市空間を切り取ったIPCからの「遠い視線」から時を経て、十数年後の東京の街を遊歩しつつ捉えた長野重一の都市写真の続編。 ソフトカバー。状態良好。

浅草寺境内でポートレート撮影を試みた「王たちの肖像」で知られる鬼海弘雄によるインド写真集。新興国入りした現代のインドとは異なり、鬼海が撮影したのは80年代末ではあるが、他のアジアのどの国とも違うインド大陸独特の&#822 […]

鬼海弘雄(1945-2020)が浅草寺境内で通りがかりの人々に声をかけ撮しとめた「王たちの肖像」から始まる一連の肖像写真シリーズ、ならびに都心に潜むデッドスポット的な路地裏を徘徊しつつ庶民の生活の匂いを写しとめた「東京迷 […]

合掌する手が中央で合わさった観音扉を、御仏壇のように恭しくも開けると拝観できるのが仏様の御尊顔ならぬジャパニーズマダムたちのクローズアップ204枚。 亡くなった近しい人々の来世安穏を祈るため浅草寺に通う写真家横川辰之は、 […]

「王たちの肖像」「や・ちまた」に続く鬼海弘雄（きかい・ひろお）の3冊目のポートレート写真集。前作と同様に、浅草寺の壁を背景に、鬼海が声をかけ、通りがかりの人々を撮しとめた数々の肖像写真で構成。写真にはキャプションを兼ねた […]

どうしても写真の仕事がしたく、国鉄職員を辞めた渡辺克巳（わたなべ・かつみ 1941-2006）。やがて始めたのは、新宿の歓楽街を行き交う人々に写真の見本を見せ、3枚2百円で写真を撮るという「流しの商売」。当時の新宿2丁目 […]

奈良に育ち、いまも暮らしている百々が、吉野以南の集落や風景を撮影した力作。山間部であるそこでは、自然や動物、人間も交わりながら、あるがままを受け入れ共生している。春の桜、田植え、夏の虫、お盆、秋の祭礼、紅葉、冬の狩猟、新 […]

2016年にはメキシコシティのムセオデルベジャス・アルテス宮殿美術館（Museo del Palacio de Bellas Artes）で大規模な回顧展がおこなわれたメキシコの写真家Nacho Lopezの写真集。メキ […]