写真を見る眼 長谷川明
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写真を見る眼 長谷川明

戦後日本の写真表現

高階秀爾による絵画入門の名著「名画を見る眼」 からタイトルを借用したという。個々の作家の代表的な1冊の写真集を媒介にして、60-80年代日本写真を記述していくスタイル。
ハードカバー。表紙ごくうっすら汚れ。

  • 濱谷浩 裏日本 – 民俗学と社会批判
  • 土門拳 ヒロシマ – 戦争責任としてのリアリズム
  • 木村伊兵衛 秋田 – 「写真」であることへの決意
  • 東松照明 日本 – 「報道写真」から遠く離れて
  • 長野重一 ドリームエイジ – 高度成長の観察者
  • 奈良原一高 王国 – 記録と美学のはざまで
  • 植田正治 砂丘・子供の四季 – 演劇性と風土性
  • 川田喜久治 地図 – 鎮魂と黙示の映像
  • 森山大道 狩人 – 既視の蒐集者
  • 内藤正敏 婆:東北の民間信仰 – 幻視の東北
  • 深瀬昌久 洋子 – 私風景の彼方に
  • 柳沢信 都市の軌跡 – 都市を映す孤独な鏡
  • 荒木経惟 センチメンタルな旅 わが愛、陽子 – 虚と実をまたぐ私性
  • 倉田精二 FLASH UP – 窃視された都市
  • 江成常夫 花嫁のアメリカ – 不信のドキュメンタリー

青弓社, 1995

新装版1刷 | 日本語 | 20x14cm | 222pp

¥ 1,430 (税込)


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