1962年に個展「月蝕」でデビューした、若林のぶゆきが、70年代初期頃に相次いで刊行した写真集のなかの第2作。東京郊外や都心の屋外のロケーションを舞台に、露出狂まがいに扮した女性モデルを置き、多重露光やコラージュを駆使し […]

単騎社1982年の初版オリジナルの再版。この版では、オリジナルの27葉の写真作品に加え「つまらない余興にもならぬ益体ない蛇足解説」（本書より）が付される。確かに蛇足かもしれないが、拾い読みしてみるとなかなか楽しい。 中綴 […]

荒木経惟の見慣れたモチーフと共に著名人のポートレートが登場するモノクロ写真集。水戸部功による装幀。版元アダチプレスの足立亨は、平凡社の荒木経惟写真全集の編集に携わった人物。 ソフトカバー。状態良好。

表紙を開くとすぐ、白いスーツにビシッと決めた篠山紀信の半身ポートレートがいきなり登場。次のページには、怠惰な表情をした鈴木いずみの写真。次いで、地べたにドカリと座る王貞治と続く。何が何だか分からない荒木経惟らしい構成だが […]

表紙を開くと、白いスーツにビシッと決めた篠山紀信の半身ポートレートがいきなり登場。次のページには、怠惰な表情をした鈴木いずみ。次いで、地べたにドカリと座る王貞治と続く。荒木経惟らしい構成だが、巻頭の写真論「母の死」は評価 […]

結婚10周年を機に、荒木経惟と妻陽子が、一ヶ月に渡り、パリ、スペイン、アルゼンチンを旅した記録。発刊も2人の結婚記念日7月7日。 ハードカバー。読者カード付。背表紙ヤケ。小口に埃シミ少々。

荒木経惟が前立腺がんの治療を受けていた2010年夏の東京。まるで彼岸を見つめるかのようにタクシーの窓越しに撮影したもの。200mmの望遠レンズを使用とある。ハードカバー。モノクロ142点、カラー18点。限定800部。 ハ […]

2007年Rat Hole Galleryで開催の荒木経惟展に併せ刊行の限定350部写真集。1990年から2007年の間に撮影された花のモノクロ写真で構成。編集を本尾久子。デザインを原耕一。 輸送欠。表紙にごく軽微のヨレ […]

タカ・イシイギャラリーでの荒木経惟新作展に併せて刊行された限定500部の写真集。陽子や愛猫チロの残映ちらつくバルコニーをとらえた「楽園だった」を巻頭に、表紙写真に見られるように、ノスタルジックなセピア色が美しいポラロイド […]

荒木経惟がフランスのカルティエ現代美術財団の依頼で2014年3月から5月にかけて撮影した写真を1冊の写真集としてまとめたもの。 スリップケース装ソフトカバー。ケースにごく軽微の痛み。本体良好。