後藤敬一郎写真集 写真1-2
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後藤敬一郎写真集 写真1-2

Keiichiro Goto Photography 1-2

後藤敬一郎(1918-2004)は戦前から戦後にかけて名古屋で活躍した写真家。戦前の日本で最もシュルレアリスムが輝いた名古屋において、ナゴヤ・フォトアヴァンガルドに関わりシュルレアリスムの影響の強い作品を制作。また前衛写真運動の中心だった山本悍右や、高田皆義、服部義文らと前衛写真家集団VIVIを結成。戦後も瀧口修造、阿部展也、本庄光郎、北代省三らを中心として1956年に結成された日本主観主義写真連盟に加わるなど、日本写真史においても重要な足跡を残している人物。
盟友であった山本悍右による造本で限定510部制作された本書は、抽象写真55点と透明原色版フィルム1葉で構成された写真1抽象1輯と、女性ヌードを組み合わせたコラージュなど55点とやはり透明原色版フィルム1葉で構成された写真2女性輯の2冊組。
版元は明治12年創業の”青柳ういろう”(青柳総本家)の企業出版部。後藤敬一郎はこの青柳グループの4代目社長でもあった。
2冊組ハードカバー。限定510部ナンバー入り(函と本体)。岡本太郎、金丸重嶺らによる寄稿テキストを収めた別刷/輸送函/スリップケース元パラフィン/本体ビニールカバーがそれぞれ付属の完品。輸送函にヤケ/傷少々。
2冊共に後藤敬一郎による直筆サイン入り。

青柳商事KK出版部, 1973

限定510部 | 50x38cm | 55+55plates | color

¥ 29,700 (税込)


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