全編、Lee Friedlanderのセルフ・ポートレートだが、いわゆるストレートなセルフ・ポートレートはほぼ皆無。そこに自分以外の何かを探しているような写真。1970年刊行のオリジナル初版で実質的に自費出版。Jim D […]

若き日のブルーノ・バルベイが60年初頭のイタリアを南北縦断し撮影。民族総体の特性のようなものが滲み出たような写真集に仕上がっている。ロバート・フランクの「Les Américains」(The Americans)、ルネ […]

アメリカ全土にある金融機関、特に銀行のファサードを記録撮影したもの。近代的なビルや商店街立ち並ぶ中、人々の信頼と資本主義の象徴たる古典的建造物のファサードは、電子商取引が進む現代において、皮肉めいた姿に映る。リー・フリー […]

1973年から74年にかけて、写真家リー・フリードランダーと、ジャーナリストのバート・ウルフが、ニューヨークのダブル・エレファント・プレスから制作した4冊のポートフォリオをシュタイデル社が復刻したもの。 スリップケース装 […]

「Tal Uf Tal Ab」(2010)「Park/Sleep」(2013)と共に、Robert Frankの新旧のスナップをまとめあげた自伝的な1冊。「私の手の詩」制作に関わった故元村和彦（邑元舎）や、横浜美術館での […]

ドイツのコンセプチュアルアーティスト、Hans-Peter Feldmann（1941-）による作品集。独語タイトルの直訳は「エネルギー・ビジネス」といった意。最初は雪に覆われた大自然のランドスケープ。それがオーストリア […]

写真祭で名高いフランス・アルルの南方に位置し、地中海に面するCamargue地区の中央にあるビーチPiémanson。ここは毎年5月頭から8月末まで完全に開放され、ヨーロッパ中からキャンパーが集う。商業的なキャンプサイト […]

雑誌全盛期にグラビア撮影で活躍し、写真集でも、あつく長い夜の島(芳賀書店/1972)、地獄の天使(勁文社/1981)などの代表作が国内外に知られる写真家、長濱治。長濱が幼い頃から憧れるアメリカンカルチャー、特にブルースに […]

東京藝術大学の学生が、企画運営に参画した2016年「Robert Frank: Books and Films, 1947-2016」展の運営記録集。日本の週刊誌の体裁をベースにしてデザインされている。 中綴じ。状態良好 […]

独エッセンのフォルクヴァンク美術館他を巡回した展示に際して刊行。この展示はドイツでアルベルト・レンガー＝パッチュ賞を受賞したものだという。複数の写真を印象的に組み合わせた連作など。総じてコンポジションが巧みな作品が多い。 […]