写真の会 会報第87号
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写真の会 会報第87号

第32回受賞作 兼子裕代「Appearance」

2020年2021年とパンデミックの影響で中止となっていた写真の会賞審査再開後初となる、第32回「写真の会」賞の選考過程をドキュメントとして収録。今回の受賞作品「APPEARANCE」の作者である兼子裕代のインタビューを所収するほか、選考会場で各ノミネート作を紹介する文字起こし、票数の移動などの生々しい結果、そして選評など、かなりリアルなプロセスが載っている。
写真の会とは1988年、丹野清和、柳本尚規、大島洋、西井一夫らが中心となって発足。本や展示に対してだけでなく、写真的行為全般を受賞対象とし、例えば印刷者や編集者もこれまで受賞対象となっている。各自手弁当、カンパによる運営であるかわり独自の視点であることが特徴で、木村伊兵衛写真賞といった大資本メジャーアワードに対してのカウンターパートとして長年機能し日本写真の評価に大きく寄与している。
編集を沖本尚志とアイハラケンジ。デザインをアイハラケンジ。
中綴じ。新刊。

    簡易目次

  • これまでの写真の会賞受賞作品
  • 写真の会賞「APPEARANCE」(作者・兼子裕代)
  • 第32回写真の会賞 選考会、文字によるドキュメンタリー
  • 選評 沖本尚志/河島えみ/深川雅文/タカザワケンジ
  • 幼年期に見た光の輝きを追い求めて 兼子裕代「APPEARANCE」インタビュー

価格は本来税込1,000円ですが当サイトのシステムの都合により、止むなく1,001円となってしまっております。ご了承ください。店頭では1,000円で販売中。
発送につきましてはレターパック370円による単品送付となります。

写真の会, 2023

初版300部 | 30x21cm | 48pp

¥ 1,001 (税込)


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