春は曙 楢橋朝子
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春は曙 楢橋朝子

Dawn in Spring | Asako Narahashi

楢橋朝子が1989年に発表展示した初の個展「春は曙」出品作をベースに当時未発表だったイメージを加えた総数79点の作品を1冊にしたもの。2023年初頭のPGIにおける個展を機に刊行。詳細はヒントン実結枝による楢橋へのインタビュー(下記リンク)をご覧あれ。服部一成によるブックデザイン。
https://www.pgi.ac/8592
(以下版元より)
『春は曙』は現在に至る楢橋のすべての作品のエッセンスを内包しているのかもしれない。とりわけ水辺のカラー作品のもつ、どこか不安定で不確かな、地名性を欠きながらも踏み入った土地の空気を吸い上げていくような感覚、暴力性と繊細さ併せもった感性のいずれをも、1989年の作品は既に宿しているように見える。1989年、昭和は終わり平成となった。天安門事件、ベルリンの壁の崩壊をはじめ、歴史や経済、社会の仕組みが世界のあちこちで揺れ動き、地球規模の気候変動が意識され始めた年でもあった。淡々と、けれども何かに抗いながら作家活動を続けてきた写真家の、最初の歩行を私たちはここに共有する。
ハードカバー。新刊。
楢橋朝子による直筆サイン入り。

オシリス, 2023

日本語/英語 | 17x26cm | 79plates | 120pp | b&w

¥ 5,280 (税込)


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