デフォルメされたコミック調、もしくは逆にRembrandtの肖像画や、Goyaの戦争画のような残忍な表情の要素をも感じる、不思議で且つ滑稽な丸いシェイプが印象的な絵画。George Condoは、80年代のNew Yor […]

W.ユージン・スミス、アイリーン・M.スミス夫妻（W.Eugene Smith and Eileen M.Smith）が、熊本県水俣の水銀汚染（チッソの化学工場が海に流した廃液により引き起こされた公害）を告発したドキュメ […]

20世紀初頭の全ての階級職能のドイツ人たちを記録せしめようとする壮大な企図の下に撮影されたアウグスト・ザンダーのプロジェクト「Menschen des 20. Jahrhunderts（20世紀の人々）」の研究用資料とし […]

1994年の「Still Crazy」で予期せず3.11の悲劇を予兆するような写真集を残した広川泰士が、2011年以来継続して取り続ける被災地の現在進行形をまとめた1冊。風景だけでなく、被災した人々も定点撮影のかたちで丹 […]

山内道雄の自費出版セカンドブック。東京80年代のストリートスナップで構成。被写体を狩るかのように「寄った」スナップが印象的。表紙デザインはモノクロ2色刷りでゴシック体テキスト。「手間予算をかけず中身重視」の作家の考えが痛 […]

1988年ロンドンのKarsten SchubertでおこなわれたEd Ruschaの近作水彩画展に際して制作されたカタログ。 ソフトカバー。表紙エッジにごく軽微の擦れ。

2016年10月27日から28日までと時間を区切り、版元MORELのホームページと、ロンドンのPhotographers Galleryのリアル店舗で48時間限定（日本では11月1日に24時間限定でMOREL卸元で受注） […]

福島県須賀川市出身の写真家村越としやによるファースト写真集。本作で2011年日本写真協会賞新人賞を受賞。故郷福島の山間部農村地帯を写したモノクロの風景は、しっとりとした日本の湿気を感じさせ、今も継続して撮し続ける現在もそ […]

西ヨーロッパ及び北米の鉱山における竪坑構造物、つまり坑口からケーブルで鉱物や鉱夫を地下から移動させる建造物を撮影記録した写真集。一定の光量下のもと被写体を中央に据えフラットに標本的に撮影する厳格なアプローチは多くの写真家 […]

プリミティブアート特に黒人彫刻に影響を受けたオシップ・ザッキンをはじめとする近現代のアーティスト作品をキュレーションした展覧会のカタログ。もの派のようなむき出しの物質感のものあれば、生命力に満ちた独自の造形の立体など。 […]