アンデルセンの原文に草間彌生によるドローイングが組み合わされた「人魚姫」。このおとぎ話が喚起する詩的で不穏な世界観と草間のち密でうねるような線画との相性は良く新たな息吹が吹き込まれた作品となっている。ルイジアナ近代美術館 […]

マンハッタンのMoMAが改修工事に伴い臨時閉館するにあたって、Francis Alysが企画した一種のアクション。多数のアート関係者、サッカーチーム、ブラスバンドの演奏、馬、犬などが通りを練り歩いた様子をドキュメントした […]

フランスの現代アーティスト、Sophie Calle。プライバシーとフィクション/ノンフィクションの境目を曖昧にした作品世界が独特の余韻を残す作家。彼女が過去30年あまりにわたり制作してきた小作品をまとめた1冊。 ハード […]

「DIFFA(Design Industries Foundation Fighting Aids)」とのコラボレーションで制作されたVisionaire第12号Desire。この号に掲載された全てのアートワークは、Ne […]

ドイツの現代アーティスト、Rebecca Hornの1978年の映像作品「DER EINTANZER」（邦題「ダンス･パートナー」？）についての映像スチールと、独英2ヶ国語での脚本を収録する内容。オランダのファン・アッベ […]

カラ・ウォーカー(1969-)のアメリカにおける初の大規模な展覧会の折に発行された作品集。南北戦争以前のアメリカ南部を題材にしたもの。農園での主人や愛人、奴隷や子供たちのステレオタイプを利用し、グロテスクに” […]

レジーナ・ホセ・ガリンドは、長い内戦と軍事独裁政権に傷つき、政治的不安定に悩まされた母国グアテマラの現状を背景に、性的差別、権力から生じる虐待暴力をテーマにしている1974年生まれのグアテマラ人アーティスト。中世の魔女狩 […]

薄汚れた壁にかけられた白薔薇の写真と、絵本のようなボード紙が蛇腹展開する装幀が目を惹くポーランドの写真家Rafal Milachの写真集。2017年ポーランドの首都ワルシャワで、司法の独立性を大きく揺るがす新法（最高裁判 […]

ソフトカバー。表紙エッジにごく軽微の擦れ。