京都書院ArT RANDOMシリーズの1冊。エディトリアルディレクターに都築響一。 ハードカバー。状態良好。

上田義彦自ら主宰するGallery 961における個展に併せ刊行の写真集。屋久島の森を写した「Materia」の続編。屋久島の川をアウトフォーカスで撮っている。後藤繁雄がヘンリー・D・ソローの「森の生活 ウォールデン」を […]

「如何なる言葉を持ってしても私はこの写真集の説明は出来ない」（本書より/安楽寺えみ）。 安楽寺えみがキャリア初期に手掛けた写真作品で、当時私家版ハンドメイド写真集として制作しつつも未発表のまま眠らせていた作品を、赤々舎か […]

ほぼ原始林の状態で残るQUINAULTの森。アメリカ・インディアンによって名付けられたこの森に、撮影仕事の為、立ち寄った上田義彦が、この森の何かに吸い寄せられ、衝動的に撮影したという作品。印刷のクオリティも素晴らしい。全 […]

モデルは首藤康之、花形バレエダンサー。しかし、白いタイツの王子様のような姿を期待してはいけない。ここに在るのは、あまりにも生々しい肉体・肉体・肉体である。操上和美が捉える、バレエダンサー特有の激しく折れ曲がったつま先や足 […]

1930年上海生まれのアメリカ国籍の写真家HIRO（若林ヒロヤス）の写真集。戦後まで中国で過ごし、東京での数年を経てその後渡米。ニューヨークのNew School for Social Researchで、Harper& […]

東京大学総合研究博物館小石川分館に眠る、研究用としては役目を終え廃棄処分となった古い標本や模型の数々。それらについて視点を変えアーティスティックなオブジェとして着目した西野嘉章（東京大学総合研究博物館教授）が、写真家の上 […]

住まいのある鎌倉の森を撮影した「Helix」でデビューした山上新平の4作目は”蝶”を被写体としたもの。ヒラヒラと舞う儚くも美しいこの小さな生物を、内包する時間と共に捉えた写真集。幅允孝の本書寄稿文 […]

上田義彦主宰のGallery 916で2013年開催の三好耕三展「1972-」に際して刊行の写真集。1972年以降の作品からセレクトしたモノクロ69点で構成。中判でのスナップが中心だが、球状、もしくは丸みを帯びた被写体が […]

屋久島の川をアウトフォーカスで撮った「M. River」に続き、上田義彦が再び川をテーマに設定。今作では文明宗教を育んだインドの大河ガンジスを舞台としている。ベナレスの河岸に沐浴のために集う人々は輪郭で分かる程度にぼやけ […]