Painted Faces: Broadcast Material 1989-2006 | Matthias Groebel
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Painted Faces: Broadcast Material 1989-2006 | Matthias Groebel

マティアス・グローベル

ケルンを拠点に活動するドイツ人アーティスト、マティアス・グローベルの作品集。80年代後半の作者の活動は、真面目な芸術家による実践を物語るものというよりも、サイバーパンクの小説の筋書きのように聞こえる。作者はその頃、ドイツのミュンスターにある電子廃棄物処理場で、車のワイパーやコピー機のモーター、自転車のチェーンなどの部品を漁り、自分の仕様通りに塗装できる3軸塗装機の制作に使っていた。その一方で、遥か遠くからの電波をキャッチすべく、パラボラアンテナにも手を出していた。その後10年間以上、作者は何日も徹夜をしてチャンネルを切り替えながら、今度はコンピューターで制御された機械を使って絵を描くために、テレビの静止画像を探し回った。
その結果として、テクノカルチャーの発展を先取りし、衛星放送やマスメディアの集団心理の深層を深く掘り下げる一連の絵画シリーズが生まれた。本書は、1989年から2001年までの作者の並外れたマシン・ペインティングを初めて包括的に紹介。
(版元より)
ハードカバー。状態良好。美本。

Edition Patrick Frey, 2022

英語 | 30x20cm | 240pp

¥ 5,500 (税込)


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