前年に前立腺癌を患った荒木経惟が、本気とも冗談ともつかない「遺作」なるタイトルで刊行した写真集（荒木なりのネガティブな意思表明ではあるのだが）。御存知の通り、その後も、次々と写真集は発表している。内容としては、メランコリ […]

特集は荒木経惟と川瀬巴水。荒木経惟『午後のリアリティー』、石内都『暗室とアトリエ』、林望による『夕暮れ巴水』など。川瀬巴水（1883-1957）は、伝統的な浮世絵が用いたモチーフに西洋画の手法を取り入れて新しい木版風景画 […]

各種媒体に載った荒木経惟執筆テキストを底稿とする文学全集の巻八。初出が他媒体となる他巻とは異なり、本巻のみは完全に荒木経惟書き下ろしのフィクションが掲載される。 ハードカバー。帯付き。状態良好。

震災後、被災地に赴いてカメラを向けることをかたく否定し、あくまでも都会に留まりながら、ひたひたと押し寄せる死の気配を写し取ることを選んだ荒木。自身もまた年齢を重ね、癌に冒されながら、生の中にある死を、日常の中にある此岸と […]

2001年大塚時代のタカ・イシイギャラリーでおこなわれた石内都と美術史研究家小池寿子の対談、幕末明治期に活躍した写真師/画家の島霞谷の妻でありながら日本初の女性写真家として写真史に知られる島隆の特集ほか。 経年ヤケ。

須田一政連載「風姿花伝3 梅襲」。須田一政はこの風姿花伝の連載でこの年の日本写真協会賞を受賞している。栗林慧「虫たちの季節」、富岡多恵子連載時評「キカイの自立性」など。 経年ヤケ。

1971年発行の荒木経惟の私家版写真集「続センチメンタルな旅 沖縄」を、Super Laboのホウキヤスノリと中島英樹らがオリジナルの写真199点から59点（表紙写真を除く）へと大幅に絞り込み再構築。複写（スキャニング） […]

特集「写真日和 荒木経惟」。佐内正史撮影によるコム・デ・ギャルソンを纏う荒木経惟ポートレート18頁。 ソフトカバー。状態良好。

倉田精二による新連載「Snap」、富岡多恵子連載時評「吹けば飛ぶような想像力」。荒木経惟が左記富岡多恵子をモデル撮影した顛末をエッセイにした「モデルは性者なのである」など。この写真展「多恵子抄」もこの年の11月に池袋西武 […]

ビジネスジャンプ誌の増刊として刊行された荒木経惟写真集。装幀はビジネスジャンプ誌の体裁を踏襲している。全て一般女性の撮りおろし。 中綴じ。状態良好。袋綴じページ未開封。