石内都（1947-）の第4回木村伊兵衛賞受賞作。「ただ壁が撮りたかった」という石内の思いとは別に、六畳一間に家族4人で暮らした生い立ちを、写真に投影したかのような自伝的作品。全体的にグレーのトーンが強めで、ぬめぬめしいば […]

荒木経惟、ダイアン・アーバス、ナン・ゴールディン、彼/彼女ら3人の写真家らが、どのように異なるアプローチで世界を捉え、それぞれが持つ独特の視点やスタイルを表現しているかを理解するための資料。1997年ドイツ・ミュンヘンに […]

複写集団ゲリバラ5の一人、高瀬芳夫（たかせ・よしお）による写真集。複写集団ゲリバラ5（八重幡浩司/高瀬芳夫/池田福男/田母上尚久/荒木経惟）がグループとして出した最初の刊行物（限定1000部）となる。人々が無意識に追いや […]

特集は山崎邦彦による風俗ドキュメント、荒木経惟「サマータイム」など。橋口譲二「西ベルリン」、新写真論6「田原桂一の眼」ほか。表紙写真は森山大道。 経年ヤケ。表紙折れ跡。

2012年伊豆フォトミュージアムでおこなわれた荒木経惟写真集展に際し刊行された書籍。荒木経惟が60年代に制作したスクラップブックから、以後途切れなく出版し続け、その数は（その時点で）400冊以上に及ぶ。それらの多くを解説 […]

森山大道連載「何かへの旅 3犬の町」では、あの「三沢の犬」の初出が拝める。 経年ヤケ。表紙ヨレ。

同じ白夜書房からの「劇写 女優たち」の続編。連載されていたウィークエンドスーパー誌では「劇写 恋人たち」だったが、小学館との因縁の経緯で「劇写」は本書タイトルから外されている。45人の女性たちとの、アラーキー定番の半分フ […]

表紙を開くと、白いスーツにビシッと決めた篠山紀信の半身ポートレートがいきなり登場。次のページには、怠惰な表情をした鈴木いずみ。次いで、地べたにドカリと座る王貞治と続く。荒木経惟らしい構成だが、巻頭の写真論「母の死」は評価 […]

2004年photographers’ gallery展での展示に際し刊行。広島平和記念公園周辺で撮影したフィルムをネガ反転してそのままプリントし提示している。2010年には本作品で日本写真協会新人賞を受賞。 […]

荒木経惟特集。前年の1990年に愛妻を失った荒木経惟。その後、驚くほど精力的な活動を展開していく。全編モノクロの新作『近景』、荒木の1990年を追う『ARAKI 1990』、解説つき目録、小林信彦、田中優子、大島洋、飯沢 […]