森本洋充は1942年横浜出身。高校卒業後渡米して、カリフォルニア州立大ほかでアートを学び、その後ニューヨークを拠点に活動しクーパー・ユニオンで教鞭をとるなどしていた写真家。 プリントタイプ Platinum-pallad […]

都市四部作のひとつとして1950年代にローマを舞台にした作品「Rome」を残したWilliam Kleinが、およそ半世紀を経て試みたのは、ローマに働く様々な職種の人々のポートレート。この祝祭感はKleinらしい。タイト […]

deja-vu誌の終刊後、それを引き継ぎ、タブロイド判で刊行された隔月ベースの写真情報誌。巻頭特集は1997年ヴェネチア・ビエンナーレで特別賞を受賞した森万里子について。他にマーティン・パー「消費の楽園ニッポン」、ホンマ […]

ウクライナ系アメリカ人であるキャサリン・ターザン（英語読み）が、祖父の死を機に1991年から20年にわたり祖父のルーツであるウクライナを訪れ、女性や子どもたちを撮影した静謐で抑制的なポートレート集。1991年はウクライナ […]

2021年Poetic Scapeでの同名個展に際し野村浩が発行した私家版作品集。 野村浩がパンデミック下において自宅アトリエで描きためた作品をもとにしたもの。野村浩は前作「Merandi」で、それまで写真作品のベ […]

女性写真で戦前を風靡した福田勝治が京都文化を写した写真集。雅な伝統的モチーフをユニークなレイアウトで見せている。スリップケース外装の五山送り火や、桜がとりわけ目を惹く装幀デザインは「銀座」「裸婦五態」などでも福田勝治と協 […]

荒川健一、上条道夫、神山貞次郎、金正坤、古閑直子、嶋行比古、橋本功司、坂田信之の8名によって1974年に結成された写真同人グループ”コネクト・イン”(1974-79)をベースに、旧メンバーの荒川健 […]

ファッションフォトグラファーとしてパリを拠点にした活動を経て現在東京在住の写真家Taka Mayumiによる自費出版写真集。ここ数年のコロナ渦中に、あてどなく夜道を彷徨い歩きながら撮ったというもの。夜のか細い人工光に照ら […]

タイトルはロシア語で、家、家庭、建物、世帯を意味する単語であると同時に、コンピュータ用語でHTMLなどのマークアップ文書を利用可能にする仕組みのことを指す。Julia Borissovaは、”フルシチョカ&# […]

オランダ人フォトグラファー、Martine Stigの作品集。タイトルはブラックホールの内側の意。作家がチュニジア・チュニス、深圳、シュネーブ、アテネの4つの都市を旅行した折に、各都市の移行期とその未来の兆候を切り取った […]