漕法 宮永愛子
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漕法 宮永愛子

Rowing Style | Aiko Miyanaga

「漕法(そうほう)」とは舟を漕ぐ方法を意味する言葉。果てしない年月のなか、揺らぎながら変化を続ける瀬戸内の島々。私たちもまた日々を紡ぎ、懸命に世代を重ねていくことで自身の景色を少しずつ変えていく。

日本の現代美術の次代を担う宮永愛子、2012年刊行の初作品集「宮永愛子 なかそら−空中空−」以来7年ぶりの作品集。常温で昇華するナフタリンなどを素材に「変わりながらも存在し続ける世界」を表現する宮永愛子の大規模個展の公式図録として刊行する。瀬戸内の景色やそこで暮らしてきた人々が積み重ねる時間をテーマに、澄んだ音色を奏でる讃岐名石「サヌカイト」を素材とする新作インスタレーションの展示風景、代表シリーズ「手紙」「life」など、独自の世界観で記憶や時間や音を想起させる作品群を掲載。
(版元より)
ハードカバー。帯付き。状態良好。美本。

青幻舎, 2019

初版 | 日本/英語 | 27x22cm | 127pp

¥ 2,200 (税込)