や・ちまた 王たちの回廊 鬼海弘雄
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や・ちまた 王たちの回廊 鬼海弘雄

Ya-Chimata: A Gallery of Kings | Hiroh Kikai

鬼海弘雄の処女作「王たちの肖像」と同様、浅草寺で個性的な身なりをした人を待ち受け、いずれも赤い山門をバックに撮影するというポートレート手法。写真に付されたタイトルが作品のとても重要なエッセンスとなっており、「野田からきた人」「重い財布をもった人」など、鬼海自身が付したミニマムな響きを持つタイトルが、実際に写っている人物との間で微妙なノイズを奏でる。須賀敦子、中野翠、林望、福田定良、梁石日らによる11の寄稿テキスト。「や・ちまた」とは古来の神の名称から。
初版ソフトカバー。帯欠。小口汚れ少々/埃シミ。r

みすず書房, 1996

初版 | 日本語 | 21x15cm | 182plates | b&w

¥ 4,950 (税込)


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