さくら・桜・サクラ 120 東松照明
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さくら・桜・サクラ 120 東松照明

Sakura 120 | Shomei Tomatsu

ページ開いて一番最初の写真が、満開を終え、半分散ってしまった真正面の桜。既にこの時点で東松照明が花鳥風月的な「愛でる花」を撮る意図が全くなかったことの観者への強烈な宣誓。米軍占領下の沖縄、60年代反戦運動など、昭和の暗部を記録し続けた写真界の巨人が、どのようにこの歪んだ意味付けをされた不幸な花を切り取ったのか。本書は廉価版として販売された「さくら・桜・サクラ66」(写真図版66点)に対し、120点と約2倍の写真点数。
スリップケース装ハードカバー。状態良好。

ブレーンセンター, 1990

初版1刷 | 29x29cm | 142pp | color

¥ 7,700 (税込)