hysteric glamourから刊行された総計16冊からなる写真集シリーズからの長野重一写真集。焼け野原となった広島の写真で始まる戦後復興期（1949-58）の日本と、現代の東京の姿とを撮影した写真からなる二部構成。 […]

写真評論家として活躍した重森弘淹らが設立の東京綜合写真専門学校が発行の写真批評誌。重森弘淹と桑原甲子雄が責任編集者として名を連ね、日本の写真批評における新たな風土を確立した。1973年4月発行の創刊号から1974年の第7 […]

どうしても写真の仕事がしたく、国鉄職員を辞めた渡辺克巳（わたなべ・かつみ 1941-2006）。やがて始めたのは、新宿の歓楽街を行き交う人々に写真の見本を見せ、3枚2百円で写真を撮るという「流しの商売」。当時の新宿2丁目 […]

井上青龍の代表作「釜ヶ崎」を所収するヒステリック・グラマーシリーズ第1弾。撮影の為に釜ケ崎に住み始めた最初の1年間、井上青龍は胸にカメラをぶら下げながらも、決してシャッターを切ることはなかったという。住人達の警戒心を解く […]

60年代からの社会変革のうねりとラディカリズムの熱が冷め始め、オイルショックを経て経済安定期に入り80年代バブルに向かって突き進んでいた頃合い。そんな時期の東京下町の市井の人々を写しとめてきた写真家山崎茂(1951-)が […]

松原時夫は1940年、和歌山県北部の和歌浦で生まれた。そこは万葉集に詠まれた和歌の聖地で、古代人の美意識が残り香のように漂う町だ。その心性に共鳴するような彼の写真作品は、独自の芸術性を拡張しながら現在も多様な展開を続けて […]

写真評論家として活躍した重森弘淹らが設立の東京綜合写真専門学校が発行の写真批評誌。重森弘淹と桑原甲子雄が責任編集者として名を連ね、日本の写真批評における新たな風土を確立した。1973年4月発行の創刊号から1974年の第7 […]

高級映像文化誌と銘打った「季刊写真時代21」は母体の「写真時代」とは異なり、基本的にグラビアよりもテキストに重きが置かれている。末井昭による編集。 創刊号は、篠山紀信と糸井重里の対談、荒木経惟と伊藤比呂美の対談、森山大道 […]

60年代からの社会変革のうねりとラディカリズムの熱が冷め始め、オイルショックを経て経済安定期に入り80年代バブルに向かって突き進んでいた頃合い。そんな時期の東京下町の市井の人々を写しとめてきた写真家山崎茂(1951-)が […]

80年代の東京の都市空間を切り取ったIPCからの「遠い視線」から時を経て、十数年後の東京の街を遊歩しつつ捉えた長野重一の都市写真の続編。 ソフトカバー。状態良好。