大阪釜ヶ崎で日銭をかせぐ労働者たちの姿を捉えた名作「釜ヶ崎」を経て、井上青龍が1965-66年にかけて北朝鮮に帰国する在日朝鮮人を記録した作品。井上は在日の大半を占める大阪から北朝鮮への出航便のでる新潟港までを同行して取 […]

アメリカの写真家チャールズ・ハーバット（Charles Harbutt 1935-2015）によるストリートスナップ作品集。冴えわたるような画面構成が印象的。元マグナム・フォト所属で会長にも2度就いている。後進の指導にも […]

80年代から90年代にかけて、ザ・アートワークス・コミッティというNPOから発行されたアートマガジン「ART WORKS」。毎号ひとつのテーマを掲げ、各作家のオリジナル作品を綴じて150部限定で販売された。今号の表紙はイ […]

Gerhard Richterの8枚のペインティング作品にインスパイアされ、ミュージシャンのBill Frisellが即興で制作したインストゥルメンタル楽曲、そして、その8枚のペインティング作品のポートフォリオ並びにそれ […]

大阪の孤児院出身のマスターが経営するバーで知り合った、やさぐれた風情のある二人と、鈴木は夜の歌舞伎町へと繰り出す。急遽コンビニで購入したインスタントカメラで、鈴木は酔っ払いながらも、陽気に羽目をはずす二人を撮っている。聞 […]

ドイツを巡回したアントン・コービンの回顧展に際して刊行された作品集。30年に及ぶ音楽シーンにおける活動を、スタイリッシュなレイアウトで見ることができる。タイトルはR.E.M.からの引用。ブライアン・イーノ（Brian E […]

初期のフォトジンと、父との共著写真集などを除けば、柳本史歩の実質的なファーストブック。2000年辺りから10年ほどの長いスパンの中で撮影された、地元である北海道、そして青森、岩手、新潟の、特に過疎地域の市井。やはり昭和濃 […]

シチリア出身の現代アートコレクター、ジノ・ディ・マッジョ(Gino Di Maggio)の所蔵コレクションからなるムディマ財団(Fondazione Mudima)で、2015年に開催された「MONO-HA（もの派）」展 […]

2002年の時点で創刊から10年を数えたPURPLE誌の歩みを、バックナンバーの紙面を破り捨て、それらを複写して再編集した型破りなレトロスペクティブ。Christophe Brunnquellと、Anders Edstr […]

経年ヤケ。