ウロボロスのゆくえ 土田ヒロミ
ウロボロスのゆくえ 土田ヒロミ ウロボロスのゆくえ 土田ヒロミ ウロボロスのゆくえ 土田ヒロミ ウロボロスのゆくえ 土田ヒロミ

ウロボロスのゆくえ 土田ヒロミ

Ouroboros | Hiromi Tsuchida

ウロボロスとは自らの尾を飲む蛇の意味。「自己循環」「再生」「永遠」「始まりと終わりの一致」を象徴する古代からの普遍的モチーフ。日本の高度成長経済を支えてきた基幹産業の生産現場を記録した作品「産業考古学」、大都市郊外の国道沿線(主に国道16号線)に現れていた奇抜で騒々しい意匠デザインの店舗の風景を記録した作品「Fake Scape」、この2作品を見開き上に並列したもの。社会や風景の変化、人間の営みが反復し続ける姿を、静謐な写真と言葉で描き出す。過去と現在が重なり合う視点から、記憶の継承や、時代が辿る不可避の循環について静かに問いかける。
新刊。ソフトカバー。

Case | Akio Nagasawa, 2024

限定500部 | 英/日本語 | 30x20cm | 120pp | color

¥ 9,900 (税込)