ヤマは終った 常磐炭礦閉山より 宍戸ハルミ
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ヤマは終った 常磐炭礦閉山より 宍戸ハルミ

Yama ha Owatta | Harumi Shishido

福島と茨城の県境にかつて存在した常磐炭田(じょうばんたんでん)。それが世界的なエネルギー構造の変化やコスト増によって、閉山に追い込まれゆくなか撮影されたドキュメンタリー。撮影した宍戸ハルミは1947年生れで常磐炭田地域の出身。事故災害を恐れつつも、ぼた山の麓で伸びやかに暮らす人々の日常のうえに、閉山という現実が暗い影を落としてゆく様相を、確かな技術で捉えている。閉山後、鉱山運営会社は後に観光業(現スパ・リゾートハワイアンズ)へと転じている。また、2006年公開の映画「フラガール」は、この時代前後の常磐炭田の人々を描いている。東京写真専門学院の教科本のひとつとして制作された。
ソフトカバー。経年ヤケ。表紙にシミ少々。

東京写真専門学院出版局, 1972

初版 | 日本語 | 22x28cm | 51plates | b&w

¥ 33,000 (税込)


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