橋口譲二の初期の代表作とされる1982年刊行の「俺たち、どこにもいられない」(草思社)を底本とし、未発表作30点を新たに加えたうえ、橋口譲二自らの編集によってニューヨークのSession Pressから刊行された1冊。リバプール、ロンドン、ニュルンベルク、西ベルリン、ニューヨーク、そして東京、街角にたむろするストリートギャングたちを追いかけ取材した橋口譲二の労作。ここに登場する若者たちとリアルタイムで時代を共有し、当時「俺たち、…」に共感して実際に購入していたという奈良美智による寄稿テキスト。
ソフトカバー。新刊。
Session Press, 2020
限定1000部 | 英/日本語 | 29x21cm | 139plates | 256pp. | b&w