殿村任香(1979-)のファースト。大阪ビジュアルアーツ放送映像学科卒業後に写真を撮り始めた作家。 ハードカバー。帯欠。状態良好。 殿村任香による直筆サイン入り。

ウィ－ン旧市街。歴史の重みが横たわる死都。写真家・荒木経惟は、まるで墓標に花を捧げるかのように東京の高層ビルもふくめた風景を墓石のイメ－ジとして対峙させる。それはまさに来るべき新世紀に向けての予感としてあたかもウィ－ンの […]

アラーキーの絵筆が、モノクロームのプリントの上を縦横無尽に舞い、緊縛の女性たちを撮影する一瞬間に封印された情感が、再び生命を吹き返します。写真に、奔放に艶やかに描かれていったペインティングが、絵巻物となり新たな物語を導き […]

1999年のANA（全日空）のキャンペーン「ANA九州日和」で九州路線を利用した人が、配布された応募ハガキで当選するともらえたレアな非売品写真集。同じ九州日和の翌年のキャンペーンで制作された伊集院静x本上まなみx荒木経惟 […]

各ショットの右側に全て2015年8月15日終戦記念日の日付がある写真で構成される荒木経惟写狂老人日記。鈴木一誌と山川昌悟によるブックデザイン。 ソフトカバー。状態良好。

荒木経惟が1975年に撮影プリントし、三菱製印画紙箱に「去年の写真」と題し、長らく保管したままとなっていた長期熟成ものの写真集。1975年というと電通退社後となるがキャリア的には荒木経惟の初期作の扱い。ブックデザインもそ […]

タカ・イシイギャラリーでの荒木経惟新作展に併せて刊行された限定500部の写真集。陽子や愛猫チロの残映ちらつくバルコニーをとらえた「楽園だった」を巻頭に、表紙写真に見られるように、ノスタルジックなセピア色が美しいポラロイド […]

意欲的なタイトルがつく荒木作家論写真集。掲載される写真はほぼ全て荒木自身が被写体の一部になっている。荒木が被写体となっていても、それは被写体となる荒木自身の表現であり、それが荒木の作品。西井一夫による論考「荒木経惟は観音 […]

1983年から1984年頃にかけて、撮影された東京の風景。文芸誌「海」の連載で、小林信彦と東京を歩きながら撮影された写真。その連載は「私説東京繁昌記」（筑摩書房1992）として既に出版されているが、本書はそれに大幅な増補 […]

結婚10周年を機に、荒木経惟と妻陽子が、一ヶ月に渡り、パリ、スペイン、アルゼンチンを旅した記録。発刊も2人の結婚記念日7月7日。 ハードカバー。読者カード付。背表紙ヤケ。小口に埃シミ少々。