2016年にパリのギメ東洋美術館でおこなわれた荒木経惟展「Tombeau Tokyo」出展作を中心に、新たな撮り下ろしと、ギメが所蔵する古写真とで構成。2017年に左記の「Tombeau Tokyo」展のスピンオフのよう […]

倉田精二による新連載「Snap」、富岡多恵子連載時評「吹けば飛ぶような想像力」。荒木経惟が左記富岡多恵子をモデル撮影した顛末をエッセイにした「モデルは性者なのである」など。この写真展「多恵子抄」もこの年の11月に池袋西武 […]

ウィ－ン旧市街。歴史の重みが横たわる死都。写真家・荒木経惟は、まるで墓標に花を捧げるかのように東京の高層ビルもふくめた風景を墓石のイメ－ジとして対峙させる。それはまさに来るべき新世紀に向けての予感としてあたかもウィ－ンの […]

意欲的なタイトルがつく荒木作家論写真集。掲載される写真はほぼ全て荒木自身が被写体の一部になっている。荒木が被写体となっていても、それは被写体となる荒木自身の表現であり、それが荒木の作品。西井一夫による論考「荒木経惟は観音 […]

震災後、被災地に赴いてカメラを向けることをかたく否定し、あくまでも都会に留まりながら、ひたひたと押し寄せる死の気配を写し取ることを選んだ荒木。自身もまた年齢を重ね、癌に冒されながら、生の中にある死を、日常の中にある此岸と […]

コーネル・キャパのニューヨークICPで開催された同展に際して刊行。山岸章二らによる編集。富岡多恵子による序文。山崎博の「HELIOGRAPHY」を筆頭に、以下の写真家の作品を掲載。 ソフトカバー。経年ヤケ。 奈良原一高, […]

荒木経惟がロシア製カメラLOMOで撮りおろした写真集。ピント調整がほとんどできないLOMOカメラらしいブレた写真で終始展開される。内田勝（平凡社元編集者）に捧ぐとあり、冒頭は彼の葬儀の写真で始まる。 ソフトカバー。オリジ […]

荒木経惟が初めて監督をおこない、1981年にっかつ社から配給されたポルノ映画「女高生偽日記」上映に際して刊行。スチルカット多数と監督日記を収録する。 ソフトカバー。帯付き。経年ヤケ。

前年に前立腺癌を患った荒木経惟が、本気とも冗談ともつかない「遺作」なるタイトルで刊行した写真集（荒木なりのネガティブな意思表明ではあるのだが）。御存知の通り、その後も、次々と写真集は発表している。内容としては、メランコリ […]

JT日本たばこ産業株式会社とのタイアップで、「セブンスター」の販促媒体として制作された荒木経惟による写真集。「セブンスターと響きあう、7人の男」をテーマに、尚玄(俳優）、熊谷隆志(スタイリスト)、野崎晴弘(バリスタ)、野 […]