最果 鈴木育郎
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最果 鈴木育郎

Sai-Ka | Ikuro Suzuki

当時自宅のあった西武新宿線の野方から中井、そして風俗の街吉原までの行程を、鈴木育郎が道すがらスナップしたもの。初夏の頃合い、直角に指す強い日差しの中、緑の旺盛さに満ちるがあまり人気のない街角の風景から夕暮れの吉原で結びとなる光景はどこか此岸じみたものがある。2012年の撮影。タイトルの読みは漢字で「さいはて」と書いて「さいか」。巻末には自筆で「最果の秘事 狂おしく 水下に沈する」とある。
鈴木育郎の直筆サイン入り。限定1部。本書は鈴木育郎が自分用として保管していたAP版(1冊のみ)。

月丘舎, 2012

限定1部 | 19x29cm | 76plates | 89pp. | color

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