NATIONALFEIERTAG | Katja Stuke
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NATIONALFEIERTAG | Katja Stuke

国庆节 カティア・シュトゥーケ

1989年民主化を求める人々が弾圧された天安門広場は、無数の監視カメラが密集する世界でも有数の場所。2011年国慶節の祝日に訪れた写真家カティア・シュトゥーケは、ここに集う人々をまるで監視カメラのように画像に収める。事件のことを彼らは知っているのか知っていないのか、彼らの表情からは一切伺い知れない。異邦人であるカティアをまるで監視するかのように鋭い視線を投げる私服の人間もいる。事件当時ゴルバチョフが訪中していた関係で多くの海外プレスに撮影されていた報道写真は世界中の新聞に拡散された。2019年に閉鎖された香港の六四記念館ではそうした新聞の切り抜きを簡単に入手できた。カティアはそれらを巧みに組み合わせ、静かに、そして彼女なりのやり方で記憶の消滅を防ごうとしている。
Hans Gremmenによるデザイン。
新刊。ソフトカバー。
Katja Stukeによる直筆サイン入り。

Fw: Books / BöhmKobayashi, 2015

24x17cm | 560pp

¥ 6,600 (税込)


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