かつて四谷三丁目交差点脇にあったギャラリーMOLEの、その更に前身の自主ギャラリーFROGにおいて、1991年5月28日-6月2日におこなわれた関口正夫写真展のカタログ。関口が牛腸茂雄と共に桑沢デザイン研究所で師事した大 […]

ウクライナ系アメリカ人であるキャサリン・ターザン（英語読み）が、祖父の死を機に1991年から20年にわたり祖父のルーツであるウクライナを訪れ、女性や子どもたちを撮影した静謐で抑制的なポートレート集。1991年はウクライナ […]

タイ出身のアーティストで映画監督のアピチャートポン・ウィーラセータクン（1970-）のアイルランド現代美術館における個展に際して刊行。当地で制作されたものを含む映像やサウンドワーク、写真からで構成。カンヌ国際映画祭でパル […]

写真コラージュで形成した人物像、静物。ライティングや背景を同化した画面構成のおかげで一見、二次元の平面に見えるが、よく見ると三次元の立体作品となっている。作品写真を破った痕跡や糊付けの跡も荒々しく、あえて手作業の痕跡が残 […]

2006年パリのジュ・ド・ポーム美術館を皮切りにヨーロッパ各地を巡回したシンディ・シャーマンの回顧展に際し刊行の1冊。彼女が1964年つまり数え年10歳の頃から1975年にかけて制作したスクラップブック写真帖からは、その […]

Gee Vaucher(1945-)は、1970年代後半にパンクバンド、CRASSのアートワークを手掛けていたというロンドンのヴィジュアルアーティスト。動物に人間の顔をコラージュしたコミカルな作品。 ソフトカバー。右下隅 […]

オーストリアの画家マリア・ラスニッヒ（1919-2014）と、キュレーター、ハンス・ウルリッヒ・オブリストは、長い交友関係の中で多くの会話を録音した。1999年から2012年にかけて録音されたその音源の書き起こし。 ソフ […]

ニューヨーク在住の日本人写真家A-Chanが、シャンデリアの並ぶニューヨークの照明器具ストアを撮ったアブストラクトな写真集。 糸綴じ。表紙隅に約1cm大の剥がし跡。サンプル印あり。

1998年の夏、一人の女性と過ごした小さな部屋で撮影されたモノクロ写真集。夏の夕方、部屋に漂う空気に溶け込んだ彼女の肢体。濃密で軽い、特別な時間を切り取った静かな写真集（以上版元より引用）。「きりぎりす」という、とても夏 […]

奈良に育ち、いまも暮らしている百々が、吉野以南の集落や風景を撮影した力作。山間部であるそこでは、自然や動物、人間も交わりながら、あるがままを受け入れ共生している。春の桜、田植え、夏の虫、お盆、秋の祭礼、紅葉、冬の狩猟、新 […]