Marc Garanger: Femmes Algériennes 1960 (Cahier d'images)
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Marc Garanger: Femmes Algériennes 1960 (Cahier d'images)

マルク・ガランジェ

アルジェリア独立戦争(1954-1962)期間中、徴兵によって仏軍の軍務に就いたマルク・ガランジェは、現地のイスラム女性の身分証明書用の顔写真撮影を命ぜられ、彼女らのベールを強制的に外し約2000枚のポートレートを撮影した。これは、尊厳、信仰、アイデンティティを剥奪する行為として、多くの女性にとって非常に屈辱的な経験であった。これは後に、彼の写真家としての代表作となり、帝国主義、植民地主義、そして女性の尊厳や写真倫理の問題を可視化する作品群として評価された(加害の構図を自らのアートとして利用した事実は残るものの)。1966年ニエプス賞受賞作。1980年にアルル国際写真フェスでプロジェクション上映。本書は1982年初版を元に、Cahier d’imagesシリーズ作としてリリースされた縮刷版。
ソフトカバー。経年ヤケ/軽微の擦れ。

Contrejour, 1989

仏語 | 21x15cm | 56plates | 63pp | b&w

¥ 33,000 (税込)