新宿群盗伝 66/73 渡辺克巳
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新宿群盗伝 66/73 渡辺克巳

Shinjuku Guntoden 66/73 (Gangs of Kabukicho) | Katsumi Watanabe

どうしても写真の仕事がしたく、国鉄職員を辞めた渡辺克巳(わたなべ・かつみ 1941-2006)。やがて始めたのは、新宿の歓楽街を行き交う人々に写真の見本を見せ、3枚2百円で写真を撮るという「流しの商売」。当時の新宿2丁目界隈は反体制的な知識人が集い夜毎気勢を上げる場所。その一方で娼婦やゲイ、やくざまでもが対抗文化的輝きを放っていた。その彼らが渡辺克巳の前で無防備に思い思いのポーズで写るその姿からは、人間のおかしさ、悲哀、彼らの生そのものがダイレクトに伝わってくる。
中綴じ。経年ヤケ。ページヨレ。表紙隅にシミ少々。

薔薇画報社, 1973

日本語 | 13x19cm | 128plates | b&w

¥ 198,000 (税込)


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